世界MAP

この世界について

「ピュルガトワール」と対を成す"こちら側の世界"を「現世」と呼ぶ。

現世の世界は、大きな一つの大陸から成り、各地に大都市、独立国家などが存在している。外海や内海に面している地域もあれば、広大な砂漠、氷原、腐海やジャングルに囲まれた場所もある。


以下、第1部 第5章より抜粋。

セティア「……………。内海の北部には、山脈の間を縫った先に『教会都市トゥール』。東部には、世界樹のある『聖域都市クレテイユ』。南部には『港湾都市ダンケルク』。そして西部に、南西部との貿易の拠点『ルーアン』、内海の西端に位置する大陸最大の都市『中央都市ロレーヌ』が、それぞれ位置しているわ。」

世界地図

ワールドMAP

art-screen 様よりご提供いただきました。▲ 

各地域紹介

シノン村

大陸北方地域の東端にある漁村。森や海の恵みを生活の頼りにして暮らしている。村と教会都市トゥールを結ぶ船は月に一度運行されている。それ以外の地域との交易は盛んではない。近年、森の奥の洞窟にゴブリンが住み着き、村の家畜に悪さをするようになり、村人を悩ませている。

アルセラ海

大陸北方地域に面する外海。『北海の悪魔』と呼ばれるタコのような怪物「クラーケン」が生息している。また、遥か東の果てに、海底に沈む神殿があるという。

教会都市トゥール

聖王教会の総本山とも言える都市。都市の中心に大聖堂がある。15年前の聖王戦役の後に聖王教会が生まれ、『教会都市』と呼ばれるようになった。各都市にある教会支部を取りまとめ、教会の教えを広めている。

ルルド村

教会都市トゥールから街道沿いに進んだ先にある小さな村。温暖な気候のため、様々な種類の花の栽培が盛んで、トゥールにも出荷されている。「花言葉」という風習が生まれた地でもある。

鍾乳洞

大陸北部を東西に分断する山脈の内部に存在する鍾乳洞。規模はそこまで大きくなく、旅人も多く通る場所である。

月の浜辺

アルセラ海に面する浜辺。モーゼル帝国と山間部の間に広がっている。とても穏やかな浜辺だが、『雲ひとつ無いのに月が全く見えない夜がある』と言われている曰く付きの場所でもある。

モーゼル帝国

大陸北西部の独立国家。北には大氷原が広がっており、民の生活は厳しかった。初代皇帝がドルラン鉱山での鉄鉱石の採掘に成功してから、その富を元に発展した。以後代々皇帝が国を治めている。

モーゼル城

モーゼル帝国の皇帝の居城。周囲には城下町が広がり賑わっている。もともとは閉鎖的な国家であったが、現在、第七代皇帝アドルフ帝が国を治めるようになってからは、聖王教会の教えも国内に浸透するようになったと言われている。

ソルヴィ砦

大氷原からのモンスターの襲来に備えた、モーゼル帝国の砦。モーゼル帝国の軍備一式が備えられている。

ボーヌ村

モーゼル帝国南端の村。鉄鉱石を元にした鍛冶が盛んで、職人も多い。

ドルラン鉱山

モーゼル帝国の管轄である鉱山。ヴィニュマール霊山を南北に通過するように鉱山道が続いている。鉱山道はいくつもの道に分かれており、ここで働く鉱員たちでも全ての坑道は把握していないらしい。『地震』という自然現象がたびたび観測されている。

ヴィニュマール霊山

大陸の北部と南部を分断している山脈。標高が高く、山道を越えていくのは至難の業である。人の手の入らない未開の地としての神秘性が高く、様々な伝説が残る場所でもある。動物だけでなく、モンスターも多数存在している。中には希少種と呼ばれる生き物も生息しているという噂もあり、研究が進んでいる。

サントラル平原

ヴィニュマール霊山とレメス砂漠の間に広がる平原。現代では、聖王戦役の主な舞台として語られることが多い。

中央都市ロレーヌ

大陸で最も栄えていると言える都市。大陸中から物と人が集まってくる。北は霊峰、南は砂漠、西は平原、東は海に囲まれ、決して地理的に恵まれたわけではないが、人々の努力によって今の繁栄に至る。聖王戦役の際には北部から敵の襲撃を許してしまい、市内にも被害が出た。戦役以降の都市の復興には、聖王教会が大きく関わっている。

レメス砂漠

大陸中央部に広がる砂漠地帯。もともとは歌姫の雨乞いにより農作の栄えた地域であったが、ある時からこの地に雨が降ることはなくなり砂漠と化してしまった。現在はらくだを使った隊商が南北を行き来して貿易をしている。また、砂漠を生活の拠点としている『砂漠の民』も居るという。

ピラミッド

太古の時代からレメス砂漠に存在するという建造物。入口はあるが、すぐに行き止まりになっており、学者の間でも解明されていないことが多い。砂漠を越える隊商にとって、いい野営地となっている。

地底遺跡

レメス砂漠の地下に広がる広大な遺跡。ピラミッド同様、太古の時代より存在している。その最奥にはさらなる迷宮が広がるとも言われている。

ルーアン

自然に囲まれた美しい街。南北の貿易の拠点であり、中央都市ロレーヌや港湾都市ダンケルクのみならず、ジャングルのゲレの集落や、エルフの里とすら交易を行っている。商売人にとっては、商売の成功を約束された地とされている。

ジャングル

木々と獣たちがあふれる密林地帯。非常に広大だが、近年、次第に腐海に侵食されているとの報告がある。

ゲレの集落

火の山のふもとで温暖な気候に恵まれた集落。代々続く『巫女』の家系が祈りを捧げることで、集落の平穏は保たれている。100年前の火の山の異変の際、時の巫女が不死鳥の怒りを鎮め、不死鳥は永き眠りについたと言う。

腐海

大陸南西部、ジャングルよりもさらに南に位置する地域。人間はおろか動物でさえ暮らせない死の世界である。無理に腐海を進もうとするならば、徐々に体力を消耗して死に至り、腐海の一部となると言われている。

エルフの里

エルフ族の住む隠れ里。腐海の先にあるため、飛竜をあやつるエルフ族以外は近づけないとされている。聖王戦役以来、人間たちとは最低限の交流のみに留め、独自の文化を築いている。ハーフエルフは里にとって忌み子として扱われており、人間との間に子をもうけたエルフは里を出ることが習わしとなっている。

オーヴェルニュ火山

ジャングルや腐海を越えた先、大陸の南部にある活火山。ジャングルにあるゲレの集落では、古くから『火の山』と呼ばれ信仰の対象となっている。また、ゲレには火の山に宿る『不死鳥』の言い伝えがある。

港湾都市ダンケルク

大規模な港が整備された大都市。大陸南部の海運の中心となっている。

ザントライユ城

港湾都市ダンケルクの南東に位置する古城。太古の時代より、治める者なき国の跡として残されている。様々な逸話がある城であるが、「映した物の本質を具現化する」と言われている『映しの神鏡』という古代遺物が存在する。

ヴェルト山脈

大陸南東部に広がる広大な山脈。ヴィニュマール霊山ほどの規模は無いが、竜が眠る地であるなどの数々の伝承のある場所でもある。

聖域都市クレテイユ

世界樹の存在する『聖域』を管理する神官たちにより、規律が定められた都市。世界樹の信託を得られるのは、クレテイユでも高位の神官だけだとされている。クレテイユの神官は、立ち位置の違いから聖王教会と折り合いが悪く、聖域都市には、聖王教会の支部は存在しない。

空中庭園

大陸東部、人里離れた大地の上空に存在する庭園。誰の手も借りず、誰の目も楽しませることなく、ただそこに在り続けると言われている。

大氷原

大陸北西部、大陸の果てと言われる極寒の地。常に雪と氷に包まれており、人間の住める環境ではない。

ミラージュの塔

とある冒険者の言葉によれば、この塔は大氷原の遥か彼方に存在し、神界から舞い降りた女神が管理していると言う。

浮遊城

空中庭園のさらに上空に浮かんでいる城。太古の時代に空の支配者が統治した国の城跡である。今では辿り着くことすら不可能と言われている。『ゲート』の存在する場所のひとつ。

海底神殿

アルセラ海の東の果てに沈む神殿。太古の信仰の象徴であり、その時代には海底ではなく地上に存在していた。『ゲート』の存在する場所のひとつ。

地下迷宮

レメス砂漠の地底遺跡、その奥に広がるという広大な迷宮。迷い込んだものは、死してなお永久にその場をさ迷い続けるという。『ゲート』の存在する場所のひとつ。