人物紹介

主人公たち

  • アリス
  • エリオル
  • ジェラルド
  • アリス

    本作におけるメインヒロイン。17歳。
      母はアリスを産んだ時に亡くなっている。さらに2歳の時に「聖王戦役」にて父親ロイを亡くし、幼少期はアイリーンによって育てられた。その後、ロイの生まれ故郷であるシノン村で暮らすようになり、エリオル、ジェラルドなど同世代の友人もできた。
     アイリーンの元を離れた後も教会の教えは守っており、シノン村に来てからも毎日の礼拝は欠かしていない。おとなしく優しい反面、芯の強いところもある。

  • エリオル

    本作における主人公。17歳。
     シノン村に生まれ育ち、ひとつ年上のジェラルドを兄のように慕っている。5年前に村にやってきたアリスと出会い、以後、年も近いこともあり、三人で過ごすことが多くなる。
      慎重さが目立つが、真面目で、大切な仲間のためなら努力を惜しまないタイプである。

  • ジェラルド

    エリオルとアリスの兄貴分。18歳。
     少々がさつな面もあるが、面倒見がいい。エリオルとアリスのことは実の家族のように思っており、持ち前の行動力で2人を引っ張っていくリーダーシップがある。
     武器は戦斧で、村の近くの森で独力で鍛えた技を用いた近接戦を得意とする。

聖王教会

  • セティア
  • フォルト
  • アイリーン
  • フェルナンド
  • セティア

    教会騎士団に所属する教会騎士。
     エルフの母と人間の父の間に生まれたハーフエルフであり、聖王戦役において両親を亡くしている。戦役後にアイリーンに保護され、教会騎士として生きていく道を選ぶ。煉獄の使徒を激しく憎んでおり、その討伐にすべてをかけている。
     アイリーンの命により、アリスらの護衛として旅に同行することになる。

  • フォルト

    教会騎士団に所属する教会騎士。
     アイリーンの命により、アリスらの護衛として旅に同行することになる。
     冷静沈着で、エリオル達のまとめ役となることが多い。先走って行動することの多いセティアのストッパー役でもある。

  • アイリーン

     慈愛に満ちた性格で、誰からも好かれる好人物である。また、賢く冷静であり、【聖王戦役】にて、異例の若さで連合軍における参謀役としてユージーンを補佐した。
     【聖王戦役】を生き延びた後、行方不明となったユージーンの意思を継ぐべく、世界の平和のために【聖王教会】を組織した。現在、36歳にして【聖王教会】の【教皇】を務めている。人々からの信頼も厚く、教会の中でも絶対的な支持を受けており、世界の復興の立役者とされている。
     アリスに対しては、旧友ロイの娘ということもあって愛情を注いでおり、アイリーンの心の支えでもある。

  • フェルナンド

    聖王教会ロレーヌ支部教区長。
     優し気な風貌の、絵に描いたような教会の神父。温厚な性格で、教会の外部でも多くの人物から信頼されている。
     中央都市ロレーヌにおいて、教会と警備隊における兵同士の不仲に頭を悩ませている。中央都市警備隊長のルシウスとは仲が悪いわけではなく、部下同士がいがみ合っている現状をもどかしく思っている。
     ロレーヌのシェイル市長とは旧知の仲。市長の突飛な言動に振り回される苦労人である。

その他の人々

  • ユージーン
  • ロイ
  • リース
  • リズ
  • セシリア・シャントゥール
  • アドルフ・シャントゥール
  • ハンス
  • ヨーゼフ
  • トーマ
  • ルシウス
  • シェイル
  • サニー
  • エリス
  • デューク
  • カルナス
  • オルレア
  • ロラン
  • トト ≪New≫
  •  15年前の「聖王戦役」において、「煉獄の王」ガラテアを封印し、その後に世界樹ユグドラシルの力を借り、世界に3つ存在したゲートを閉ざし、現世とピュルガトワールとの繋がりを絶つことで世界に平和をもたらした。
     以後「聖王」と称えられ、後にアイリーンによって組織される「聖王教会」の信仰の対象となる。

  • アリスの父親。シノン村の出身。
     「聖王戦役」の際、煉獄の使徒ヘルムートからユージーンを庇い、相打ちとなり死亡する。ユージーン、アイリーンらとも旧知の仲であり、その活躍から英雄の一人として現在も称えられている。
     娘のアリスを残して逝くことを悔やみ、アイリーンにアリスのことを託した。

  •  魔族である吸血鬼の少女。本人は”吸血鬼”という呼称を嫌い、”夜を生きる一族”の者と名乗っていた。
     血の摂取(彼女曰く”食事”)のためにルルド村に立ち寄ったところ、村にリズ一人しか人の姿がなかったため、リズから血を摂取した。その現場を主人公らに目撃され、ルルド村の異変の原因と疑われる。そのまま戦うこととなったが、後に疑いが晴れた。ルルド村の一件が終わったのを見届けると、そのままどこかへ去っていった。
     高飛車で人間との馴れ合いを好まないが、一時的に、村に一人残されるリズの面倒を見ることを申し出るなど、根は優しい面もある様子。

  • ルルド村の生き残り。
     リズ以外の村人全員がアラゾールによって攫われたが、彼女だけは村に残されていた。リ―スの”食事”によって一時的に気を失っていたが、命に別状はなく、村人たちが森の方へ向かったことを伝えた。
     主人公らによってアラゾールが討伐された後、教会都市トゥールの孤児院に預けられた。

  • アドルフ帝の娘であり、モーゼル帝国の第一王女。
     民や国を第一に思うところは父親譲りで、素直で真っ直ぐな心の持ち主である。
     煉獄の使徒「ルクゼス」により、父アドルフ帝や臣下の者たちが操られる中、城を脱し、ボーヌ村に逃れていた。偶然、村に訪れたエリオル達と共に、城に戻り、ルクゼスの支配からアドルフ帝を救い出す。
     セティア曰く、セシリア王女の民を想う姿は、セティアの憧れている女性に似ているらしい。

  • モーゼル帝国第七代皇帝。
     聖王教会と友好関係を結び、国内での布教に肯定的であった。しかし、煉獄の使徒「ルクゼス」に操られてからは、国内で軍拡を推し進めつつ、他市への侵略を企てていた。それを阻まれないために、聖王教会の信徒を国内から排除した。そのさなかにエリオル達がモーゼル帝国を訪れ、セシリア王女の活躍もあり、ルクゼスの呪縛から解き放たれる。
     本来の性格は民や国を第一に思う心優しき人物であり、他市との協調により世界の発展を目指していた。

  • 現在、ドルラン鉱山で一番若手の工夫。
     地図作りに長けている。気が弱くオドオドとしているが、人一倍まじめに仕事をこなす。鉱山長にもその点を評価されている。
     エリオル達に鉱山内をサントラル平原側の出口まで案内をした。途中で、”地震”や黒衣の男の襲撃にあうなど、苦難が絶えなかった。

  • ドルラン鉱山の鉱山長。口調は荒いが、根は優しい人物。他の工夫たちをまとめ上げ、ドルラン鉱山から良質の鉄鉱石をモーゼル帝国に献上している。
     帝国のアドルフ帝がルクゼスの呪縛から解かれたことを大いに喜び、エリオル達の通行を許可した。
     ハンスのことは、気は弱いが仕事はできる奴だと評価している。特に、ハンスが地図作りに長けていることを買っているようである。

  •  馬や、らくだを使ってレメス砂漠を越えながら、ロレーヌとルーアンを行き来して貿易をしている行商人。トーマにとってレメス砂漠は、自分の庭のようなものらしい。
     窃盗団に馬を盗まれた際に、誤解からエリオルたち一行を犯人だと勘違いする。後に誤解が解けて和解するが、セティアは未だにトーマが好きになれないらしい。
     ルーアンへの船が出ずに、足止めを食らっているエリオルたちに、らくだによる砂漠越えを提案する。

  • 30代後半と、若くして中央都市警備隊の隊長を務めている。
     その武勲と人柄で、部下からの信頼も厚い。聖王教会と何かと衝突の多い警備隊であるが、彼自身は教会を疎ましく思っておらず、「そういったしがらみがなくなれば、彼らも我らも、もっと柔軟に兵を運用できるのだが……。」と発言している。

  • 中央都市ロレーヌの現市長。フェルナンド教区長とは旧知の仲。
     つかみどころの無い性格で、飄々とした発言が多い。その一方、政治的手腕は他の追随を許さず、公務を淡々とこなしている。
     中央都市を訪れたアリス達に、エルフの里へ書状を届けることを依頼している。その際、世界を知るための旅を続けるアリスの真意を試すような質問をした。エルフの里への使いの一件は、聖王教会教皇のアイリーンの意志でもあるようだが……
     『事象の因果が見える』能力の持ち主。だが、そんなシェイルの力を持ってしても、エリオルたちの周りの因果だけは、『まるでそこだけ黒く塗りつぶされているように」分からないらしい。

  • エルフの里の外れで、母親のエリスと2人で暮らしているハーフエルフの少女。
     忌み嫌われているハーフエルフでありながら、明るく優しい性格で、里を訪れたセティアたちともすぐに仲良くなり、特にセティアに懐いていた。
     ハーフエルフとして、強い魔力の素養をもっており、その力を狙われてメリルにさらわれた。セティアたちが救出に訪れた時には、既にメリルによってダークエルフへと姿を変えられ、操られていた。潜在意識の中でセティアのことを覚えていながらも、戦うことを余儀なくされる。
     戦いの後、無力化され、メリルの討伐とともに元の姿に戻ることができた。今も里の外れの家で、エリスと2人静かに暮らしている。

  • エルフの里の純潔のエルフ。サニーの母親。
     人間との間に子をもうけたため、サニーと2人で里の外れの家で暮らしている。

  • エルフの里の純潔のエルフ。族長からの命で、人間との最低限の交流と交渉の渡し役を担っている。
     丁寧な言葉遣いと柔らかい物腰の人物だが、ハーフエルフのセティアには冷たい態度をとる。
     ルーアンからエルフの里までの案内役を果たし、サニーがメリルにさらわれた際は、エルフの中で唯一、セティアたちに手を貸した。
     15年前、メリルからセティアを守った張本人。腐海の廃墟で2度目に救われたセティアは、命の恩人がデュークであったことを知った。
     オルレアとは幼馴染であった。オルレアに恋心を抱いており、オルレアが人間との間に子をもうけた後も陰ながら見守っていた。オルレアから、「自分に何かあった時にはセティアを頼みます」と頼まれ、その約束を果たした。
     オルレアをメリルから守れなかったことをずっと悔やんでいた。だが、それよりも何より、オルレアとの約束「セティアを守る」ことだけは絶対に守ろうとしていた。

  • エルフの里の族長。
     エルフの里の秩序を守ることを第一とし、かつて手を組んだ"人間"とは距離を置いている。
     他のエルフと同様に、人間との間に生まれたハーフエルフを忌み子として考え、サニーがさらわれた際も、助けを向かわせることをしなかった。
     永きにわたりエルフに仇なしたメリルの討伐、里の襲撃の再来の阻止というセティアたちの活躍を認め、シェイル市長からの書状に対し、「来たるべき日には我らは必ず力を貸すだろう」と約束した。
     また、ハーフエルフへの考えを改め、今は無理でも、先の世にはきっと、彼女らが認められる時代が来るだろうと発言した。

  • セティアの母親。エルフの里の純潔のエルフ。セティア誕生時89歳(人間換算で22歳)。聖王戦役時127歳(人間換算で31歳)。
     ルーアンの街に出かけた際にロランと恋におちる。ロランとの間に子をもうけ、「セティア」と名付けた。"ハーフエルフ"と忌み嫌われるセティアを不憫に思い、里を出てルーアンでロランと共に暮らしていた。
     聖王戦役の際に、エルフの里を襲撃しようとしていた煉獄の使徒メリルを止めるため、ロランと共に戦いを挑む。結果、魅了の術を掛けられたロランに短剣で貫かれながらも、最期まで泣きながら微笑んでロランを抱きしめていた。その行為によりロランの呪縛は解かれるが、ロランもオルレアの後を追った。
     デュークとは幼馴染であり、恋愛感情は無かったが、とても信頼していた。自らの亡き後、セティアのことをデュークに託す約束をし、その約束は果たされて、セティアは時をまたいで二度もデュークに助けられた。
     現在は、ルーアンの外れの墓地にロランと共に埋葬されている。

  • セティアの父親。人間だが、エルフのオルレアとの間に子をもうけた。
     セティア誕生時27歳。聖王戦役時65歳。
     聖王戦役の際にオルレアと共にメリルを止めに向かったが、メリルの魅了の術式に嵌められ、自らの手でオルレアを殺めてしまい、正気に戻ったのち、後悔から自害した。
     デュークの手によって、オルレアと共にルーアンの墓地に埋葬されている。

  • ジャングルにあるゲレの集落の当代の巫女。
     祈りを捧げるなどの巫女としての職務をさぼってよく寝ているため、『ダメ巫女』などと呼ばれている。だが、巫女としての自覚が無いわけでもなく、多少なら神通力等も使えるようである。
     100年前、トトの曾祖母ユティが火の山の不死鳥を鎮めた。現代に再び姿を現した不死鳥を鎮め、暗雲に包まれたゲレの集落を救うため、デュークの計らいでエリオル達の助力を得ながら、火の山で不死鳥と対峙する。途中、ヘルムートが現れるなどアクシデントはあったが、戦いの末に不死鳥はピュルガトワールの瘴気から浄化され、自分に自信の無いトトに対し、不死鳥は自らをトトの身体に宿らせることで力を貸すことを約束するのであった。
     のびのびとした陽気な性格で、フォルト曰く『大物』。エリオルに対して好意を持っているような描写がある。

煉獄の使徒

  • 【煉獄の王】ガラテア
  • 【漆黒の獄炎】ヘルムート ≪New≫
  • 【不死なる騎士】アラゾール
  • 【静海の旋律】ウェディーラ
  • 【偽りの秩序】ルクゼス
  • 【奈落の呼び声】フィルグ
  • 【魔性の瞳】メリル
  • 「煉獄の王」と呼ばれた、強大な力を持った煉獄の使徒。15年前の「聖王戦役」において、後に「聖王」と称されることになるユージーンを初めとした人間たちと、魔族、エルフらの連合軍との戦いに敗れ、この世界とピュルガトワールとの狭間に封印された。

  •  ガラテアに次ぐ力を持つとされた煉獄の使徒。「漆黒の獄炎」の二つ名を持つ。「聖王戦役」において連合軍を指揮するユージーンの命を狙ったが、ロイに阻まれ消滅する。
     トゥール郊外やドルラン鉱山にてアリス狙った黒衣の男の正体。その度にエリオル達に阻まれるが、その後、ヘルムートとしての記憶を取り戻し、火の山(オーヴェルニュ火山)の火口で再び対峙する。その際、捕らえたアリスにとどめをさそうとするが、心の中で何かが疼き、アリスを取り逃がす。さらには、火口に落ちそうになるアリスの身代わりとなり、別の人格のような言葉を残し火口へ消えていった。

  • 甲冑を身に纏った骸骨の騎士のような煉獄の使徒。命を奪ったものを不死者として蘇らせる力を持つ。ルルド村の住人は、リズを除き、全員が命を奪われた。

  • 伝説に存在する「セイレーン」に似た容姿をもつ煉獄の使徒。霧を操り、浜辺を通るものを惑わす。月の浜辺の逸話の元凶。

  • モーゼル帝国第七代皇帝アドルフ帝を初め、国内の人々を操って、国を牛耳っていた張本人。
     城内では丁寧な口調で落ち着きはらった態度を演じていたが、形勢が不利になったため化けの皮をはがされる。その性格は、非常に残忍で、人間を見下している。
     「傀儡の術式」により人を操ることを得意とし、その力でモーゼル帝国を手中に収め、帝国の軍事力で世界を支配しようとしていた。また、操り人形のような兵士を使役している。
     エリオルを操ろうと心を覗いた際に、その精神世界において何かを目にしたようだが………

  • 無機質な金属製の身体を持つ、巨人のような姿の煉獄の使徒。
     レメス砂漠のピラミッドの地下、地底遺跡の奥に住み着いていた。アヌビスによれば、閉じられた「ゲート」の近くには、強力な煉獄の使徒が引き寄せられるらしい。
     初めは地下に潜ったまま、『砂の手』を操って攻撃していた。それを破られると、砂の上に姿を現し、同時に巨大な流砂を発生させて襲いかかってきた。

  • 聖王戦役の際にエルフの里を襲撃した煉獄の使徒。腐海の廃墟を住処にしている。
     セティアの父ロランと母オルレアの死の元凶。セティアの、煉獄の使徒に対する執着の根幹たる存在である。
     魔力の素養の高いハーフエルフを核に、ダークエルフを生み出して使役するため、サニーをさらった。単独、腐海の廃墟に乗り込んだセティアたちにサニーを無力化され、自身も敗れる。
     常に退屈で気だるげな様子をしており、15年前のエルフの里への襲撃や、今回の企ても、彼女にとっては遊び程度にしか思っていなかったようである。